おいしいコーヒーを飲みたい!コーヒーの楽しみ方
大人になって、なぜかコーヒーが飲めるようになったという話はよく聞くものです。普段忙しいお父さんも、駅の缶コーヒーでプシュッと一杯…。よくある光景です。
そして、昨今はコンビニエンスストアの活躍もめざましく、できたての美味しいコーヒーを100円そこそこで飲むことができてしまうのです。すごく画期的なシステムで、コーヒーブームは進化した形で一気に広がったと言っていいでしょう。
じゃあ、お店で飲むコーヒーはもういらない?いえいえ、お店にはお店で飲む理由が、ちゃあんとあるんです。
純喫茶派?カフェ派?
もちろん、コーヒーの文化は今に始まったものではなく、かつては「銀ブラ」ということがオシャレであったように、今も昔もコーヒーを愛するということは変わりません。ですが、少し前までは主流であった、いわゆる、「純喫茶」と呼ばれる店は、今残念ながら数が減ってきています。
その裏側で、オシャレなカフェが今、どんどん増えています。
自分でお店を持ちたいという人はもちろんのこと、企業も、若い女性やサラリーマンをターゲットにしたような、カフェを次々とオープンしています。
海外からの進出も増え、数年前にはパンケーキブームもすさまじい勢いでした。
新しいことは流れに乗って広がります。ですが、古くからの店は、常連さんに愛されています。そうした形で今、両方が、それぞれ自分の居場所を探し続けています。
コーヒーを楽しもう
オシャレなカフェやコンビニでの手軽なコーヒーが手に入るようになってから、次の争点は「味」になります。各社とも他社と差別化を図ることに余念がありません。「どこどこ産の豆使用」「酸味とコク」「豊かな香り」…売り出し文句は、だいたいこんな感じでしょうか。
でも、思いませんか?
「コーヒーはコーヒーでしょ?」
そう、コーヒーなんです。
どれもコーヒーですが、実は、豆の産地や種類、焙煎方法によって様々な味わいを楽しむことができるのです。
あの黒い液体が?そうなんです。あの、並べたらどれも同じような黒い液体の奥の深さがすさまじいのです。
かつては「ブルーマウンテン」といえば、ひとつのエリートのステータスのようなものでした。
ですが、ブルーマウンテンの豆は、ほんの一握りの農園しか名乗ることしかできませんし、他の産地の豆が劣っているわけではありません。むしろ、嗜好性の変化もあり、酸味より苦味が好き、深いより軽いほうが好き、など選ぶことが楽しみでもあります。
まとめ
まだまだ奥の深いコーヒーの世界。ありすぎてよくわからない…そんな時は、とやかく言うより、まずは飲んでみてください。産地、焙煎等にこだわらずに。そしたら、おのずと、コレは好き!というものが見つかるに違いありません。
それこそが、あなたにとって「大好き」なコーヒーになることでしょう。まずは飲め!それこそが、最大にして最短の近道なのです。