長崎 精霊流し 2015年の日にちは?バスや電車の交通規制は?
その年のお盆前に亡くなった故人の礼を弔うために、遺族が手づくりの舟を作って、街中を練り歩き、極楽浄土へ送り出すという行事です。
「精霊流し」というと思い浮かぶのは、さだまさしさんの「精霊流し」のメロディーと歌詞。
そういえば、さだまさしさんの出身は長崎でした。
あのメロディーと歌詞からイメージするに、さぞ物悲しいお祭りなのだろうと思っていたら、実は全然違うのが長崎の精霊流しなんですね。
長崎 精霊流し 2015年の日にちは?
長崎の精霊流しは、毎年曜日に関係なく8月15日に行われています。
2015日の日にちも8月15日で、今年は金曜日の開催となります。
なんとなく私の中では「精霊流し」と「灯籠流し」がかぶっていました。
⇒こんなイメージ。
でも、全然違うのですね。
「精霊流し」で流されるのは、「精霊船」と呼ばれる船。
初盆を迎えた個人の家族が、飾り付けた船に故人のレ例を乗せて流し場まで運びます。
この流し場までの道中に、爆竹を鳴らします。
魔除けの意味もあり、精霊船が通る道を清めるためのものですが、この爆竹がハンパないのです!
ダンボール丸ごと点火したり、耳栓は必須アイテムといえそう。
さて、流し場まで到着した精霊船。
「精霊流し」といいながらも、今では実際に海には流しません。
昔は流していたようですが、最近は環境のため流さなくなり、市内行進を終えて、海についたら精霊船は壊してしまいます。
長崎 精霊流し 交通規制について
路面電車
長崎といいうと路面電車が走っています。
精霊流しの当日は、車両通行止めなど、交通規制があります。
それに伴い、路面電車も中央橋から正覚寺までの区間は運休となります。
路線バス
8月15日は金曜日ですが、路線バスは、は休日ダイヤでの運行となり、路線変更となります。
バス停も、一部のバス停は使えなくなりますのでご注意ください。
通常通り平日運行する路線はこちらのみ
- 高速バス 北九州線(出島号)
- 高速バス 佐世保線(長崎-佐世保)
- 高速シャトルバス(諫早-長崎) ※夏季臨時便は運行なし
- 高速シャトルバス(大村-長崎)
- 通勤シャトルバス(矢上団地-長崎駅前)
- 長崎駅(構内)~市民病院前線
交通規制による路線変更、バス停の使用についての詳細はこちら
https://www.keneibus.jp/notice/2014-031/
交通規制は、夕方6時くらいから。
状況により順次解除されますが、例年全面解除となるのは夜の11時ごろです。
長崎精霊流しのコースと付近の駐車場
A)しあんばし駐車場
住所:長崎県長崎市本石灰町6-3
料金:日夜8時まで 150円/30分 夜8時~150円/1時間(昼間最大1000円)
B)レンガパーク銅座
住所:長崎県長崎市銅座町7-13
収容台数:357台
料金:150円/30分(夜8時まで最大1200円)
C)銅座町パーキング
住所:長崎県長崎市銅座町3-25
収容台数:211台
料金:150円/30分
D)橋本大波止駐車場
住所:長崎県長崎市元船町14-10
収容台数:240台
料金:140円/30分
E)牛島パーキング
住所:長崎市栄町3-10
収容台数:70台
料金:100円/30分(4時間~10時間まで900円)
F)長崎市営市民会館地下駐車場
住所:長崎県長崎市魚の町5-1
収容台数:175台
料金:130円/30分
まとめ
日が暮れはじめるとあとこちから、「ドーイドーイという掛け声に合わせて、鐘の音とともに爆竹が鳴り響きます。 暗くなるにつれて、灯りがはいる精霊船も見ごたえがあります。
何の予備知識もなくでかけていくと、あの物悲しいさだまさしの唄とのギャップに驚くかと思います。