三社祭 2015年の日程 見どころとアクセス、交通規制など
浅草のお祭りといえば三社祭(さんじゃまつり)。正式名称は「浅草神社例大祭」というのだそうですよ。
例大祭というのは、どこの神社でもやっているその神社の一番のお祭りなんですね。
浅草寺のお祭りだと思っている方も多いみたいですが、正式には浅草神社のお祭りなんですね。
とはいえ、明治までは、浅草神社と浅草寺は一体だったとかで、明治以降に「神仏分離」ということで、浅草寺と浅草神社とが分離して、以降は、浅草神社の例大祭となりました。
有名なお祭りですが、江戸三大祭には入っていないんですね。
三社祭の三社とは、浅草神社が昔は三社権現といわれていたことからこう呼ばれています。
三つの神社というわけではないのですね。
三社祭と暴力団
昔から続いているお祭りというと、地域色の濃いものが多いのですが、このお祭りは「暴力団の資金源になっている」との話もあって、祭には刺青をした担ぎ手も多くのは事実のよう。
2007年のお祭りでは、
みこしを担ぐ同好会30数団体のうち、約7割で暴力団員が代表になっている
とも報じられ、確かに過去においては、都迷惑防止条例違反で暴力団員が33人も逮捕されたり、本社神輿の担ぎ出しが中止になった年もあるんだとか。
一般の人でも祭となると、テンションが上がってしまうのだから、暴力団員が担いでいるとなると、ちょっと見物するにも怖い気もしますね。三社祭はヤクザだらけというのもあながち噂だけのものでもなさそう。
三社祭2015年 日程と見どころ
三社祭は、毎年5月の第三週の金~日の3日間。
なので、2015日は、
5月15日(金)~5月17日(日)の3日間になります。
スケジュールは、
- 1日目:名物大行列
- 2日目:氏子各町神輿連合渡御
- 3日目:宮出し、本社神輿各町渡御、宮入
一番の見どころは、16日(土)の御輿渡御。
12時ごろから町内神輿連合渡御がそれぞれ時間差で
浅草神社境内を出発して行進。3時間ほどかけて神社に戻ってきます。
- 12:00に、東部各町が12基が発進
- 1:00頃に、西部各町が16基が発進
- 2時ごろに、南部各町が16基が発進
問題となるのは、担ぎ手が神輿に乗ること。
これがふんどし姿で全身に刺青が入った方々。
外国人観光客にとっては、全身の刺青はある意味「ビューティフル」なのかもしれませんが
ちょっとやっぱり怖い感じがしますね~
でもって、いくつかの暴力団団体がやっているということで、
実はおそろいの法被を着た方々は、組の構成員だったりするようで、
一発触発しそうな熱いお祭りなんですね。
もう一つの見どころは、翌17日(日)の「宮出し」
というか、本当はこっちがメインなんでしょうね。
本社神輿三基の渡御。
この日は交通規制で、雷門前が歩行者天国になります。
屋台もたくさん出て、お祭り気分を楽しめるのは17日。
宮入りが夜8時なので、夜の屋台もやっています。
三社祭へのアクセスと交通規制
<最寄駅>
- 東京メトロ:銀座線浅草駅 1番出口
- 都営地下鉄:浅草線浅草駅 A5出口
交通規制は17日(日)
- 11:00~19:00 並木通り、馬道通り、二天門前通り
- 18:00~19:00 雷門通り
交通規制地図 緑色11:00~18:00 /赤色 18:00~19:00
まとめ
ちょっと他のお祭りとは毛色の違う三社祭。
違う意味で楽しめるお祭りかもですね。
最近は皆スマホで、動画や写真平気で撮ってますけど、このお祭りはちょっと気をつけたほうがいいかも(汗)