季節のカレンダー

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啓蟄 2015年はいつ?

啓蟄・・・読めますか?

けいちつと読みます。
いわゆる俳句の季語であり、季節を現す言葉です。
「啓」には開く、という意味があり、「蟄」には、土の中に虫などがかくれているという意味があり、
つまり、「土の中の虫が這いあがって、顔を出す」ことで、春の訪れを告げる季語なんですね。

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啓蟄とは?2015年の啓蟄はいつ?

啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。 現在広まっている定気法では太陽黄経が345度のときで3月6日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。平気法では冬至から5/24年(約76.09日)後で3月8日ごろ。 期間としての意味もあり、この日から、次の節気の春分前日までである。 出典:wiki

太陽の動きに合わせての節気なので、毎年日にちが変わるんですね。

2015年の啓蟄は、3月6日。
まぁ、年によっては変わるといいながら、3月4日~7日あたりになります。
これは、365日からの超過分は、4年に一度の閏年でリセットされます。
これによると、2087年までの啓蟄は、3月5日か、3月6日のどちらかになります。

啓蟄というのは、二十四節気の第3。
二十四節気の第3というのは、太陽の動きを24個に分割して、それぞれに季節をあてはめたもの。
「啓蟄」の次は「春分」です。

つまり、「啓蟄(けいちつ」は、まさに早春を現す言葉なんですね。

「啓蟄の日」に合わせて、「菰はずし」が行われます。
菰はずしというのは、冬の間虫よけのために松の幹にまかれた藁を外すことです。

虫出しの雷
立春を過ぎて初めての雷を「虫出しの雷」と呼びます。
これは、この雷を合図に虫が這い出てくるという説と、
出てきた虫が雷で驚くという説があります。

暦の難しいことはわからなくても、「啓蟄」と聞けば、
ああ、土があたまって虫たちが這いだしてくる、
春の訪れなんだ

と、思いましょう。

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啓蟄の食べ物は?

啓蟄だからというわけではありませんが、このころになると春の訪れを告げる山菜がスーパーに並び始めます。
「ふきのとう」や「タラの芽」「ワラビ」「菜の花」
本来は、自分で摂ってくるものなのでしょうが、最近ではこういったものも「買う」時代なんですよね。
他にも早春の旬の食材が目立ってきます。

鰆(さらら)、細魚(さより)、しらす、タイ、ハマグリ、あさりなど。

ひな祭りにハマグリのお吸い物というのも、旬をいただくということなんですね。

ひな祭りといえば、3月3日。
お雛様を啓蟄の日が遅いと根気が送れるといわれていますが、
啓蟄の日に片付けるのがいいといわれているそうです。

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