完全母乳育児、後々助かる母乳の冷凍
最近は、母乳育児を推奨する産婦人科が増えていますね!
完全母乳、ミルクと母乳の混合、ミルク、それぞれにママの考え方あっての育児ですが、私は完全母乳で育てたいと思った一人でした。
そして運よく二人の子供、どちらとも完全母乳で育てることができました。完全母乳にこだわるあまり、後々困ったことがでてこないように、少し後のことを考えて早いうちにしておいたほうがいい搾乳のお話をしたいと思います。
完全母乳育児を目指すも病気になったときは?
急にあげられなくなった時のために・・・
ママがインフルエンザ!!ママが急病!!という時は授乳中でも、危険な状態と比べるとママにお薬を飲ませることを選択しますよね。
赤ちゃんは連れていけないけれど、どうしても出席しなければならない結婚式や葬儀。遠方なら母乳の時間に戻るということが不可能で、誰かに預けることになりますよね。
そんな時にミルクでもいいよと完全母乳にこだわらない方ならいいのですが、完全母乳で育てたい!!というこだわり派の方は、搾乳し、冷凍保存されることをお勧めします!
搾乳の仕方・
搾乳とは、その字の通り「乳」を「搾る」ことです。
まず準備する物は、母乳冷凍保存袋です。今は、色々な冷凍保存袋が販売されていますが、必ず、母乳用というのを購入してくださいね!
母乳用は、袋の内側、母乳が直接あたる部分を全て滅菌処理してあります。
生まれて間もない赤ちゃんには、清潔な母乳をあげたいですもんね!
搾乳機は、搾りやすい方とそうでない方がいると思うので、自分のスタイルで購入されるか決めてください。
私の場合、最初、搾乳機は絶対必要だと思って購入しましたが、使うとなかなか搾れない感じがしましたので、1,2回使用しただけで手搾りに変更してしまいました。手搾りの場合は、煮沸した哺乳瓶等に搾り、それを母乳冷凍保存袋に移し替えて保存します。
冷凍母乳の使用期限は1カ月なので、期限が切れるまで使用する機会がないなら、普段の母乳の時間に使用しましょう。
そして、その時あげるはずだった母乳を代わりに搾乳し、保存していくと、常に一定量の冷凍母乳をストックしておくことができます。
冷凍母乳の解凍方法
解凍方法としては、我が家の給湯器の最高温度は60度なのですが、その温度に設定し、ボールに入れた冷凍保存母乳を袋ごと流水解凍か、沸かしたお湯で湯せんにかけ、母乳が人肌位の温度になったら哺乳瓶にうつしてあげる。という感じです。
まとめ
少し頑張るだけで、急に赤ちゃんをみてもらう時にも、病気の時にも、母乳があげられますね!
この搾乳し冷凍保存するということは、その他にも役立つことがあるんです。
小さい頃からちょくちょく冷凍保存した母乳を使用することで、母乳で育った赤ちゃんにありがちな哺乳瓶嫌い(ゴムの乳首嫌い)になることが防げるのです!!
哺乳瓶から飲めると、赤ちゃんにお薬をあげるときにも、母乳に混ぜて哺乳瓶であげられ、飲ませやすいです。
お茶や他の飲み物の練習の時にも、まだコップでお茶を飲めなくても哺乳瓶に入れてあげることができるんです。
そしてもう一つ!
完全母乳だと、ご主人が赤ちゃんにミルクをあげるという機会もなくなってしまうんです!たまに忙しい時、冷凍保存した母乳を解凍し、ご主人にあげてもらうっていうのも、赤ちゃんとパパとのスキンシップになっていいと思いますよ!