季節のカレンダー

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初節句女の子の雛人形は誰が買う?いつから飾る?2月生まれならどうする?

f:id:esu1961:20150222121418j:plain3月3日は桃の節句。
初節句というのは、生まれて最初に迎える節句。無病息災を祈って、お祝い(宴)をします。
女の子の初節句といえば、ひな祭りです。
雛人形を飾って、雛飾りの前で雛あられを食べて、ちらしずしとハマグリのお吸い物をいただく…
そんな風習がありますが、実はこの女の子の初節句、ひな人形をめぐる壮絶なバトルがあったりするんですよね(笑)
 
そもそもひな祭りって?

3月上旬の巳の日に災いを人形に移して厄ばらいする「上巳節(じょうしせつ)」と、人形を使ったおままごと「ひいな遊び」が結びつき、3月3日にひな人形を飾って女の子の健やかな成長を願う「ひなまつり」に発展しました出典:ひなまつり/桃の節句 - キッズgoo

つまりお雛様は、女の子の身代わりになってもらって、無病息災をお願いするってことなんです。

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女の子の初節句のひな人形は誰が買う?

本来は、母方の実家が買うというのが慣例になっています。

ですが、孫に、特に初節句ということであれば初孫だったりするので、 父方の実家もお祝いしたいと申し出ることが多いみたいです。

逆に、父方の実家の格式が高ければ、母方の実家の用意した雛人形にケチをつけるということもあったり・・・

親王飾りではなく、どうして七段飾りじゃないの! とか・・・

でも、正直な話、最近の若夫婦の生活事情を考えると、2DKや3DKのマンションやアパートに ど~んと居座る七段飾りなんかは邪魔になるだけですよね。

また、母方の実家といっても、ど~んと何十万円のひな人形を買ってあげるほど 生活に余裕のある家ばかりではありません。
娘としては、両親にあまり負担もかけたくないし、 置き場に困るからコンパクトなもののほうがいいというのが正直な気持ちですよね。

ここは、事前にしっかりと根回しが必要です!

初節句のひな人形は誰が買うのか?

素直に母方の実家に、それ相応なものを買っていただきましょう。

父方の実家が、買いたいと申し出てこられたら、ご主人の方から丁寧にお断りをしていただいて 他のものでお祝いをもらうのがいいのでは?

たとえば、ひな祭りに娘に着せるお洋服(着物)であるとか、
記念写真の撮影代であるとか。

もしくは、ご主人、父方、母方でちゃんと話し合って、両家で分担していただくのがスマートですね。

 雛人形女の子、ひな人形はいつから飾る?

雛人形は節分を過ぎた晴れの日に飾ります。

こだわるのであれば、大安ななどの「暦」のいい日に。
一番は「大安」ですが、必ずしも大安にお天気がいいとは限りませんので、 そのあたりは臨機応変に。
2015年ならば、大安は2月6日、2月18日、2月23日です。

ひな祭り直前になって飾るのは「一夜限り」といって縁起が悪いとされています。

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初節句1月生まれ、2月生まれの女の子はいつ祝うの?

たとえば2月28日に生まれた女の子、 すぐに桃の節句の3月3日がやってきます。 生後1週間ほどで、初節句を祝うのは現実的には無理です。
2月生まれの女の子、生後1か月以内で初節句を迎える場合は、翌年でOKです。
お宮参りをする前に節句が来るようなら、初節句は来年というとらえ方でいいみたいです。
地域によっては、初めて迎えるお正月がすんだその年という慣習もあります。

母親の持ってきた雛人形で済ませてはいけないの?

そもそもお雛様は女の子の身代わりになってもらうものなのです。
なので、一人一飾りが基本。
お母さんの持ってきた雛人形は、既にお母さんの身代わりとなって役目を終えているので 生まれた女の子には、本人用のひな人形が必要なんですね。

え?一人一飾り?

じゃあ、次がまた女の子だったらどうするの?

雛人形女の子、二人目、次女の場合は?

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上に書いたように、ひな人形は女の子の身代わりになってくれるもの。

だから、二人目に女の子が生まれたときも、次女のために雛人形を用意します
雛飾りの横に、市松人形が飾られているのは、次女のためのお人形だったりするわけなんですね。

でも、このあたりの慣習は誤解されていることも多いようで、 私の友達は、長女の初節句で、父方の実家から

「雛人形は母方が買うもの。七段飾りを買ってちょうだい」

といわれて 母子家庭だった彼女の母が無理して買った七段飾りを見て、

「市松人形が足りない」と、催促されて買い足したことがありました。

最近の住宅事情では、雛飾りを二つも飾るのって現実的には無理ですよね。 

なので、最近は二人目(次女)のためのひな人形としては「つるし雛」が人気です。
お値段も手ごろだし、インテリアとしても素敵だし、しまう場所も困らないし いい選択肢ですよね。

その他、最近では雛人形を買ったお店に頼めば、名前旗や、木札、名前入りのオルゴールなどを作ってもらえるようで、それを長女のひな人形と一緒に飾るというのが主流のようです。

まとめ

いろいろとしきたりはあるみたいですが、要は娘の無病息災を祝ってお祝いするというのがひな祭りです。
無理のない範囲で、できることをしてげればいいのでは?と、思います。
子供の頃の記憶を手繰ると、ものごころついてからは、やっぱりお友達の家の七段飾りがうらやましかったものです。
最近ではリカちゃん人形や、ディズニーなどのひな人形もあります。
実際に女の子が喜ぶのって、キャラクターのお雛様かも。

 

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