夏日とは何度から? 真夏日 猛暑日 酷暑日の違い
夏は暑くて当たり前!ですが、天気予報を聞いていたらよく耳にするのが「夏日」という言葉。
そして[真夏日」というのもあります。
ん?「夏日」と「真夏日」ってどうちがうの?
もちろん「真夏日」のほうが暑いんだろうって想像できますが、そもそも「夏日」というのは、気温が何度以上になったら「夏日」で、さらに何度以上になったら「真夏日」なのか知っていますか?
さらに、「真夏日」の上を行く、「猛暑日」「酷暑日」も、ぜ~んぶ、「何度から」という決まりがあるんです!
夏日 真夏日 猛暑日 酷暑日の違い
1年のうちで一番暑さがます時期を「大暑(たいしょ)といいますが、これは二十四節季の7月23日~8月6日までのことをいいます。
でも、最近の日本の夏は、9月に入ってもまだ暑いし、
かと思えば、5月や6月にいきなり暑くなったり、わけがわかりませんね。
まずは、
「夏日」と「真夏日」の違いについて
「夏日」「真夏日」というのは、天気予報で使われる暑さの指標のこと。
- 「夏日」は、30℃以上から
- 「真夏日」は35℃以上から
「猛暑日」と「酷暑日」の違いについて
そもそも気温が35℃を超えるようなことって昔はありませんでした。
だって、35℃といえば、ほぼ体温並ですからね。
最近は地球温暖化の影響もあり、どんどんと夏の気温が上がってきています。
こういった状況を踏まえて、気象庁では2007年から
「真夏日」よりもさらに暑い「猛暑日」を使うようになりました。
- 「猛暑日」というのは、35℃以上から
と、規定されています。
さて、「酷暑日」についてですが。
「猛暑日」が気象用語であるのに対して、
「酷暑日」というのは、マスコミ用語になります。
そしてもうひとつ
「熱帯夜」とは?
熱帯夜というのは、夜間の最低気温が25℃以下にならない夜のことをいいます。
こちらも、そろそろ「猛暑日」に続いて、30℃以上の日が続くようなことがあれば
〇〇夜という新しい気象用語が登場するかもしれませんね。
ちなみに、2013年に中国で30℃を超える熱帯夜が続いたときは、マスコミでは「超熱帯夜」という言葉が使われていました。
熱帯夜を涼しく寝るには?エアコンの設定は?
都会では、みんながエアコンを使うので、エアコンの排気が熱風となり、しかもアスファルトばかりなので、夜になっても外気温があまり下がりません。
なので、窓を開けて風を通してみてもあんまり涼しくないんですよね。
最近では、シーツや枕などもいろいろな冷感快適グッズが販売されています。
昔ながらの寝ゴザから、最近だとジェルマットや、電気でマットに通風できるものなど。
でも、いづれも限界があり、熱帯夜だと途中で暑くて目が覚めてしまいます。
快適なのはやっぱりエアコンですが、エアコンをかけっぱなしで寝ると翌朝、身体がだるかったりします。
と、思ってタイマーを設定して寝ると、タイマーが切れたころに暑くて目が覚めてしまいます。
熱帯夜を快適に涼しく眠るには、エアコンの設定は起きているときよりも温度を上げて、快眠できるギリギリの28~29℃くらいにして、つけっぱなしが一番快適に眠れます。
このときに扇風機やサーキュレーターを合わせて使うと、さらに快適。
逆に23度くらいに設定して、普通にオールシーズン用の布団を被ってねるのもありですが
こちらは無駄に電気代がかかってしまいますね。
まとめ
最近は40℃を越す日もあったりする日本列島。
だんだん亜熱帯化に移行しているのかもしれません。
真夏日や猛暑日の昼間のおでかけは、熱中病にならないように、帽子や日傘などの日よけ対策と、水分補強をしっかりとしましょう。
熱中病って、意外と本人が気が付かないうちになってしまうことが多いので注意しましょう。