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モルモットの魅力

ペットのかわいさに、癒やされる人も多いことと思います。犬派?猫派?そんな会話も多いですよね。

昨今では、小鳥やハムスターなどの小動物も広く飼われるようになり、ペットショップでは珍しいエキゾチックアニマルも見ることができます。
ハムスターに負けず劣らずのウサギに加えて、今はハリネズミも大きなブームを迎えています。

でも、そんな中、敢えてオススメしたい小動物がいます
それが、モルモットです。

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モルモットがどうして実験動物とされているのか?

モルモットと言えば、動物実験の代名詞のように使われることもあります。
それは、往々にして、蔑む意味で使われることもあります。しかし、本当に、モルモットはそれだけの生き物なのでしょうか?
モルモットの起源は南米で、古代インディオにより、野生種を、食用に家畜したものがルーツになります。和名はテンジクネズミと呼ばれます。齧歯類の草食動物です。性格は大変温厚で、飼いやすいため、ペットとしても人気があります。
ウサギのように牧草を主食とし、家でも飼いやすく、散歩の必要もありません。
生野菜も好みますので、毎日適度に与えるといいでしょう。

そんな、見た目も愛らしいモルモットが、なぜ、実験動物にされてしまうのでしょうか?

それは、出産の際におおかた複数匹生まれるために、繁殖がしやすく、また、成長も早いこと。
そして、ウサギやハムスターと異なり、体内でビタミンCが作れないことも要因です。人間は体内でビタミンCを作ることができないため、人間と同じような条件下で実験ができるというのも理由の一つと言われています。また、体毛も人間の毛と似ているなど、理由はいくつかあります。
しかし、モルモットは、イコール実験動物ではなく、ペットとして癒やしてくれますし、家族でもあります。
だから、モルモットを卑下する意味で使うのはやめましょう。

モルモットはなつく?

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ハムスターやウサギはトイレを覚えますが、あいにく、モルモットは一般的にはトイレを覚えてはくれません。
もちろん、これには個体差があり、トイレできちんとしてくれる手のかからない子もいますし、どこでも粗相をしてしまう子もいます。ただ、習性として、徐々にケージの端などですることが多くなる傾向もあります。
モルモットに限った話ではありませんが、非常に個体差があります。
おとなしい子もいますし、活発に動き回る子もいます。また、モルモットは臆病な動物と言われがちですが、動物園のふれあいコーナーで喜んでなでさせてくれる“プロ”モルもいます。
逆に、ゼッタイなでられるのはいや、だっこされるなんてもってのほか!みたいなかたくなな子も少なくありません。
そこが、またモルモットの魅力でもあるのです。
なついてくるとかわいいですよ♪

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モルモットが病気になったときのために

モルモットを飼いたい!と思った時に、気をつけておきたいポイントがあります。
それは、モルモットが万が一病気になった時に、診てくれる先生がいるかどうか、ということです。

モルモットは一般的に動物病院ではエキゾチックアニマルとして扱われます。
動物病院では、犬や猫は診ても、他の動物を診ることができないというところも少なくありません。そうした病院では受診すら拒否されることもあります。
また、診ることはできても専門ではない、と言われることもあります。
いずれにせよ、モルモットを診てもらえる病院をチェックしておくことは非常に重要です。なぜなら、モルモットに限らず、ウサギやハムスターなどの小動物は弱ったところを隠す事が多いと言われています。少しいつもと様子が違うな?と思った翌日には亡くなってしまった、という話も、決して珍しくないのです。だからこそ、日々のたとえ些細なことであっても、関わり方や変化には、注意を払ってあげるようにしましょう。モルモットの疾患を診ることができる先生を、きちんと調べることは、飼い主としてはとても重要な任務です。(もちろん、これはモルモットに限った話ではなく、犬や猫の場合でも同じです。)

今目の前にいる、ペットショップに売られている動物が「安くて」「かわいい」から飼う、だけならば、もう一度冷静に考えてください。あなたの目の前にいるのは人間の言葉を話すことができない、小さな命です。モルモットも、もしかしたらお小遣いで買えるだけの値段かもしれません。でも、きちんと、お世話ができますか?お散歩がいらなくても、ご飯をあげ、掃除をし、病院にかかる必要があれば、連れて行くことができますか?

まとめ

動物を飼うことはペットショップに行くなり、里親になるなり、手に入れること自体は容易です。誰でも、飼い主になることはできるのです。しかし、それは同時に、命を預かるということなのです。人間も出産をし、母親や父親になりますよね。子供の命を預かるわけです。動物も同じです。人間ではない、それでも、命ある生物です。最期まで看取れることができる。それが大前提の上で、ペットを飼うことを検討しましょう
動物は言葉を話しません。だからこそ、より深い行動の理解や知識を得る努力をしなくてはなりません。お金だってかかります。

を伝えたい一方で、命が軽率に扱われる事があることに、悲しい思いをすることもあります。ハードルを上げるわけではありません。モルモットは非常に愛嬌のある家族です。だからこそ、責任を持って、命を扱うことができるように、安易な動物のの扱いは避けましょう。そうすればきっと、モルモットは、あなたに、分け与えた以上の愛情を、返してくれるに違いありません。

それが、モルモットの魅力です。

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